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【サク編みセーター】は、「家族のセーターを編み上げられる人が増えれば地球の温度は少し下がる!」をこっそりと目指しています。
この記事では下記のような方におすすめする毛糸を紹介していきます!
- 地球環境を未来にわたって守り続けたい
- 着心地の良い素敵なセーターを作りたい
- お得な毛糸を気軽に楽しく選びたい。
一人一人が、無理のない範囲でサステイナブルにエシカルを目指していける毛糸をご紹介させていただきます!
ご存知の方も多いと思いますが、楽天さんは各店舗のセールや楽天さん全体でもお買い得のイベントがとても多いです。
さらに、毛糸業者さんの参入が多く、毛糸の品ぞろえがとても豊富です✨
家庭内手工業の編み人にとって、楽天市場がお得で手軽な仕入れ先であることは間違いないです!
そしてメルカリさんもお忘れなく!
メルカリは、循環型社会の実現を目指して創業された企業です。
ほおっておいたら捨てられちゃう運命にありそうな糸を、必要な人の手元に送れる素敵なシステムです!
エシカルな毛糸って何?
環境や社会、人に対して配慮した消費活動のことをエシカル消費といいます。
結論としては、ウール100%の毛糸が一番おすすめだと考えています。
ウールを選んだ理由を早く知りたい方はこちら
エシカルな毛糸であるかは以下が判断基準となります。
- 環境破壊をしていない
- 労働搾取をしていない
- 動物福祉を尊重している
これらを正確に把握しようとすると、下記の情報を調べて理解し追跡する必要が出てきます。
- どの牧場でどのように育てられた羊なのか?
- どんな工場でどのように毛糸になったのか?
さらに、品質も良く色や風合いも素敵な毛糸でなければなりません。
おそらく、手が出なくなるレベルの高額になります。
そもそも、そのような毛糸の購入先を見つけるのがとても難しいです。
なかなか見つけられないんだよ💦
エシカル消費については、いろいろな考え方があると思います。
そもそも、家庭でセーターを編むことは、生活以上の環境破壊をしません。
なので、セーターを編むことについて、重要なのは下記の3点だと考えています。
- 手元にある毛糸を、毎日でも着たくなるセーターに確実に編み上げる
- 完成後のセーターが環境に及ぼす影響に責任を持つ
- その作業が未来に向けて環境破壊を防ぎ、持続可能であること
この考え方は、SDGs12「持続可能な方法で生産し、責任をもって消費する」に由来しています。
ここをメインに選んでいます。
おすすめ5+1選のラインナップ
早速おすすめを紹介していくよ!
①ニッケビクター中細VT セーター1着:約6,800円
\品質と未来への責任感/
②パピー NEW4PLY セーター1着:約9,800円
\ため息モノの上品さ/
③あみもねっと 気になるメリノ中細 セーター1着:約5,300円
\マジで気になる/
④毛糸ピエロ♪ソフトメリノ中細 セーター1着:約4,800円
⑤毛糸ピエロ♪手織りノート セーター1着:約4,000円
\プロも使ってる/
プラス①Opal毛糸シャーフパーテ セーター1着:約8,700円
\羊と地球◎/
ウール100%を第一におすすめする理由
毛糸の素材はいろいろありますが、私はウールをおすすめします。
理由は下記のとおりです。
- 自浄作用があり手入れが簡単
- 調湿作用があり、暖かく蒸れない
- 天然繊維なので自然に還る
自浄作用があり手入れが簡単
ウールは、とりあえず陰干ししておけば自浄作用でキレイになります。
洗濯の水も節水できて、手入れも簡単です!
ウールのお手入れはこちら
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調湿作用があり、暖かく蒸れない
ウールの毛糸は羊の毛を集めてできており、フワフワで軽く空気を多く含みます。
そのおかげで保温性に優れ暖かい着心地になります。
主成分はタンパク質でその性質により調湿作用もあります。
水分を吸って吐いて調湿するので、人間の肌にとっては「暖かく蒸れない」という着心地を実現してくれます。
暖房による環境への影響を減らせることができます。
天然繊維なので自然に還る
天然繊維にも合成繊維にも、環境や社会にとってメリットとデメリットがあります。それぞれの問題は簡単ではなく解決までの道のりは険しいです。
ですが、先に挙げたエシカル消費の考え方の
「完成後のセーターが環境に及ぼす影響に責任を持つ」
という点から、セーターから出る毛玉やホコリが自然に還るメリットは大きいです。
ウールのほかにも天然繊維の毛糸は多くあります。
天然繊維は大きく分けて動物系と植物系に分かれます。
【サク編みセーター】には下記をおすすめします。
- 動物系→ウール(特にメリノウール)
- 植物系→コットン(できればオーガニックコットン)
ゲージや製図をしないで「毎日でも着たくなるセーターに確実に編み上げる」には、この2つが最適だからです。
中でもウールをおすすめするのは、セーターは冬の防寒着としての出番が多いのでより暖かい方だからです。
\6分でウールを学ぶ/
おすすめ①ニッケビクター中細VT セーター1着:約6,800円
ウール100%の毛糸の中でもトップクラスのイチオシ毛糸です!
理由は下記のとおりです。
- おすすめポイント
- 毛糸が上質
- 編みやすい
- コスパが良い
- ザ・ウールマークカンパニーの努力
- ニッケ(日本毛織株式会社)の努力
毛糸が上質・編みやすい・コスパが良い
編みやすさ、仕上がりの美しさ、暖かさ、毛玉の出来にくさ、どれをとっても一流品だと思います。
「毎日でも着たくなるセーターに確実に編み上げる」には、これが一番重要です!
【サク編みセーター】で目安にしているセーター1着分は2,100mです。
ニッケビクター中細はざっくり6,800円(11玉)です。
何年も着られるお気に入りのセーターなら、6,800円は非常にコスパが良いです!
ウールマークがその品質を保証してくれてます。
ザ・ウールマークカンパニーの努力
ウールマークは、オーストラリアのザ・ウールマークカンパニーという会社が認定している品質保証のマークです。
オーストラリアはミュールジングを廃止していない国です。
ザ・ウールマークカンパニーのホームページから下記の理由が読み取れました。
オーストラリアにおいてミュールジングがなぜ行われてるのか?
動物福祉、ミュールジングとウール
クロバエ・ニクバエは、誤ってオーストラリアに持ち込まれた寄生性の害虫です。 育種を始めとした家畜管理実務の発展により、オーストラリアにおいて飼育されている羊の一部では、ミュールジングの必要が無くなりました。実際に、オーストラリアは他のどの国よりも多くのノンミュールジングのメリノウール(<24.5ミクロン)を輸出しています。しかし、毎年発生するフライ・ストライクのリスクから羊を保護する必要性から、ミュールジングが生涯福祉の手段として、行われている羊もまだ存在しています。
これは意見がいろいろありますが、問題を把握して未来に向かって研究が進められています。
私はその姿勢を尊敬しています。
ニッケ(日本毛織株式会社)の努力
ニッケさんは日本の毛糸会社を代表する老舗の会社です。
古くから企業としての切磋琢磨の歴史があります。
近年ではウールマークの認定第1号への尽力、最近でもオーストラリアウールへ助力や高校生の留学など未来への取り組みは子育て中の母親として頭が下がります!
19世紀、合成繊維が開発されウールの人気が落ち始める
↓
ウールの人気復活のため、ウールマークによる品質管理が始まる
↓
その同じ年、ニッケさんが日本での使用認可第1号を取得
SDGsへも様々に取り組んでおられ、環境問題に限らず社会への取り組みがとても積極的です!!
日本毛織株式会社URL:ttps://www.nikke.co.jp/
楽天でのおすすめの販売会社
ニッケさんの毛糸を取り扱っておられる毛糸販売会社はとても多いです。
是非、その時々のお値打ち価格を探していただきたいです。
迷った時は毛糸ポプラ♪さんをおススメします!
品ぞろえが安定していて安い!!
おすすめ②パピー NEW4PLY セーター1着:約9,800円
パピーさんの毛糸を好きになったきっかけは、師事していた編み物の先生の影響です。
先生のお気に入りの毛糸のだけあって、基本の品質が高級で「さすが先生が使っておられる毛糸だな」とあこがれていました。
- おすすめポイント
- フワフワで軽い
- チクチクしない
- 高級アパレルブランドのような色と風合い
- CSR活動にも積極的
- トレーザビリティへの取り組み
フワフワで軽い・チクチクしない・高級な風合い
モヘヤではありませんが毛足が眺めで、甘撚りではないのにフワフワで軽い毛糸です。
私はチクチクしない毛糸に認定しています。
グループ会社に高級アパレルブランドのニューヨーカーさんがあるのですが、それを知ったとき納得しました。
この糸で編んだセーターは、高級ブランドのオーダー品のような品質に匹敵します!
CSR活動・トレーザビリティへの取り組み
パピーさんは会社としては吸収合併などを経て、現在は高級アパレルブランド(ニューヨーカー)などとともに、東証上場会社である株式会社ダイドーリミテッドの傘下です。
グループ全体で、企業の社会的責任としてCSR活動やSDGsにも様々に積極的に取り組んでおられます。
先の項のニッケさんと共同で、日本のウールリサイクル活動のリーダーシップも担っておられます。
仕入れた原材料についても、「いつ・どこで・だれが・どのように」生産したものであるか追跡できる仕組み(トレーザビリティ)についても、問題解決へ努力しておられます。
原材料ついての「環境破壊・労働搾取」などを、自社の「課題」と捉え向き合っておられる姿勢に感謝です!
楽天でおすすめの販売会社
パピーさんの糸は、注文後にパピーさんから取り寄せて販売している会社が多いです。
少し納期がかかりますが、その分高級ですのでのんびりと待ってください。
各社で値段が違いますので、その時々のお値打ち価格を探していただきたいです。
購入ページの色が見やすいのは「” target=”_blank” rel=”noreferrer noopener”>毛糸&手芸 手づくり広場イチカワ」さんです!
NEW4PLY ページ①の16色(淡い色合いがメイン)
【2/10は当店ポイント10倍!】毛糸 中細 パピー ニュー4PLY 日本製 ウール 防縮加工 秋冬毛糸 かぎ針 棒針 ニット 手編み 編み物 レディース 手芸 ハンドメイド 手作り 帽子 マフラー スヌード ストール セーター ベストNEW4PLY ページ②の16色(ダーク系がメイン)
【2/10は当店ポイント10倍!】毛糸 中細 パピー ニュー4PLY 日本製 ウール 防縮加工 秋冬毛糸 かぎ針 棒針 ニット 手編み 編み物 レディース 手芸 ハンドメイド 手作り 帽子 マフラー スヌード ストール セーター ベストおすすめ③あみもねっと 気になるメリノ中細 セーター1着:約5,300円
あみもねっとさんは長谷川繊維株式会社さんの毛糸ショップです。
長谷川繊維産の企業として社会への責任についての取り組み(CSR)への活動は、私はWEB上で見つけられませんでした。
会社の規模的に、大々的にWEBでアピールされていないのだと思います。
では、なぜ紹介しているかといいますと…
オーガニックウールを取り扱っておられるからです。
オーガニックとは、過去3年間農薬や化学肥料を使っていないという意味で使われるのが一般的です。
オーガニックウールとなると、オーガニックな牧草で育ったノンミュールジングのウールを示す場合が多いです。
なかなか安定した供給は難しいようです。
しかしながら、あみもねっとさんはオーガニックウールが原料の自社製造毛糸を安定供給しておられます。
3年間もの厳しい検査のあるGOTS認証を受けたオーガニックウールなのです。
この心意気をめちゃめちゃ尊敬します
残念ながら中細毛糸のオーガニックウールは見つけることができませんでした。
でも、オーガニックウールを取り扱おうとしておられるというだけで感謝です!!
何度も言いますが、重要なのは下記の2点だと考えています。
- 未来に向かってエシカルであること
- 毎日でも着たくなるセーターの原材料であること
柔らかなメリノウールの、確かな品質を持つ編みやすい毛糸です!
色も特徴的で、POPで可愛らしい色合いが揃っています!
おススメ④毛糸ピエロ♪ソフトメリノ中細 セーター1着:約4,800円
柔らかいです!
この毛糸は柔らかいんです!!そしてお安い。
この品質でこの価格はエシカルなのか?と心配になります。
毛糸ピエロ♪さんはごしょう産業のショップの名前です。
ごしょう産業のについて、私は知りませんでした💦
コロナ禍の編み物ブームでよく見るようになりました。
ちょいちょい目にするようになったな・・・と思っていたのですが、あまり良い印象を持っていませんでした。
大変失礼で申し訳ないのですが、100円均一の毛糸についてあまり良いイメージを持っていなかったのです。
品質についてもですが、「環境を破壊しない」「労働を搾取しない」「動物愛護」といった観点から不安を感じていました。
ところが…です!
ごしょう産業さんは、企業として社会への責任についての取り組み(CSR)を行っておられる様子です!
病院に毛糸の寄付をしたり、一宮市のSDGsに登録したりしておられます。
私は日中経理の仕事をしているのですが、ごしょう産業さんの経営規模でCSRにも取り組んでおられるのは頭が下がります。
この価格でこの品質の毛糸を販売しておられるから、なおさらその資金的な取り組みに脱帽いたします。
企業のホームページやX(旧Twitter)等の情報発信量も多く、こんな会社に大きくなってもらいたい!などと勝手に応援しています!
おススメ⑤毛糸ピエロ♪手織りノート セーター1着:約4,000円
こちらもごしょう産業さんの毛糸です。
有名ユーチューバーさんやインスタグラマーさんも多くの方が使っておられるのを見かけます。
少し甘撚りなので糸割れに注意して、大きめに針を回して糸をかける必要があります。
かぎ針で編んでもふうわりと柔らかく、本当に良い毛糸です!
色もキレイでおしゃれです。
100g425mで、中細毛糸の中では若干細めです。
その分、繊細で美しい仕上がりになります。
コーン巻きなので、プロっぽいですよね✨
【サク編みセーター】で目安にしているセーター1着分(2,100m)は5巻になります。
ざっくり4,000円です。
信じられないくらい安いんです!
なので、やっぱりエシカルなのかな?という疑問は残ります。
しかし、何度も繰り返すようで恐縮ですが、重要なのは「毎日でも着たくなるセーターに確実に編み上げる」ことだと思います。
未来に向かってエシカルであるため、持続可能な価格帯であることを感謝して編み上げることが大切だと思います。
まとめ 編み人ができる事
”安い”と”エシカル消費”とは、その仕組みから共存は難しいです。
19世紀の産業改革以降、セーターは工場で大量生産されるようになりました。
その結果、環境への悪影響が問題となっています。
紡がれた糸を家庭内で編むことは、普通の生活以上の環境破壊をしません。
繰り返しですが、重要なのは下記の3点だと考えています。
- 手元にある毛糸を、毎日でも着たくなるセーターに確実に編み上げる
- 完成後のセーターが環境に及ぼす影響に責任を持つ
- その作業が未来に向けて環境破壊を防ぎ、持続可能であること
一人一人が、無理のない範囲でサステイナブルに地球環境の未来を良くしていけるとよいですね!
セーターを編み上げるということは、地球環境の未来をほんのちょっと明るくします!