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突然ですが…!下記の苦行に心当たりはありませんか?
- くさり編みを100目以上数える
- くさり編みの裏山を拾って100目以上の長編み
【サク編みセーター】は、この「面倒くさい」を解決します°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
結論は以下の3つです。
- くさり編みは多めに編んで後からほどく
- 作り目と1段目を一緒に編む
- 1段目と2段目を一緒に編む
作り目のくさり編みは多めに編んで後からほどく!
くさり編みをひと目ずつ数えるなんて面倒くさいことしないのよ?
それ、とてもうれしいです!
作り目が100目必要なら、120目以上になるくらい多めに編んじゃうの
でも、後で困りませんか?
くさり編みは後ろからほどくことが出来るのよ☆
「くさり編みで作り目を147目」とか数えるのって意外と大変ですよね。
特に1段目は2段目以降よりも編むのが難しいですし、苦労して1段目を編んでみたら目数が違っていたという経験はありませんか?
私は、何度もそういう経験があります。
【サク編みセーター】では大きな数を数えることはありません。
例えば105目(1模様7目×15模様)の作り目が必要な場合は、余分に120目くらい編んでおきます。
数段編むと必要な目数がわかりやすくなりますので、余った作り目をほどいてしまいます。
これによって、くさり編みをひと目ずつ数える手間を省くことができるんです。
方法はこちら
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【サク編みセーター】の作り目は2通りの方法
- くさり編みを作り目にする方法
- 1段目の長編みと作り目のくさり編みを同時に編む方法
①は一般的な作り目の方法です。
②の方法は、1段目が長編みだけの場合に使います。
長編みの足元に次の目の土台となるくさり編みを1目編み、そのくさり編みに長編みを編んで、その足元にまたくさり編みを1目編みます。
くさり編みを作り目にする方法と比べると、少し難しさがあります。
難しいですが、メリットが2つあります。
- くさり編みを数える手間も省けて、1段目の面倒さも解消される。
- くさり編みの作り目と比べて伸縮性があり、着心地が良くなる。
長編みと作り目を一緒に編む方法を早く知りたい方はこちら
作り目の方法① くさり編みの作り目と1段目
一般的な作り目の方法です。
【基本の編み方】くさり編みの作り目
【サク編みセーター】の基準サイズでは、作り目のくさり編みは105目必要になります。
しかし、105目のくさり編みを数えるのは結構大変ですので、リズムよく120目くらいを編んでしまいます。
そして、余ったくさり編みは後からほどきます。
【サク編みセーター】の場合、作り目のくさり編みは5号針で編みます。
編地よりも少し大きめの針を使うと、編み目を拾いやすくなるからです。
【サク編みセーター】は中細毛糸を使いますので、編地は3号針か4号針で編むことが多くなります。
ただし、編む人や毛糸によってちがうので様子を見て調整してください。
何回か編んでみると、自分にとって編みやすさと仕上がりの美しさのバランスが見つかるでしょう。
【基本の編み方】1段目
くさり編み3目で立ち上がり、1目空けて長編みを編み始めます。
立ち上がりのくさり編みは、長編み1目の代わりです。
一番針側の目が、次の段の土台になる長編みの「頭」の代わりになります。
針側から数えて2目目と3目目が長編みの「足」となり、長編みの「高さ」となります。
4目目は立ち上がりのくさり目の土台となります。
なので、針から数えて4目目は必ず空けてください。
これは襟のリブ編みを編む際に土台となるので必要な目です。
長編みはくさり編みの裏山を拾います。
他の場所がダメというわけではありませんが、裏山を拾い続ける方が編みやすいので、裏山を拾うようにしましょう。
【基本の編み方】輪にするタイミングと注意点
セーターの場合は輪にして編みます。
- 輪にするときの注意点
- 編地が表向きでつながれているか?
- よれたり回転したりしていないか?
- 頭が入る大きさか?
輪にしたときは上記に注意してください。
特に③は、意識しないと気付けない上に着用できないセーターになるので気をつけてください。
輪にするタイミングは以下のとおりです。
- なるべく早く(1段目か2段目)
- 目の数が確定した
輪にするまでは、毎段糸を切って表だけを見て編みます。
これは、輪にした後と編地の模様を変えないためです。
そして、もしも目の数が違っていても簡単に修正できるのも利点です。
15模様の丸ヨークで編む【サク編みセーター】は、1段目か2段目で1模様の区切りの印をつけます。
印は段数マーカーでつけますが、段数マーカーを付けたら目の数が確定します。
15模様について知りたい方はこちら
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【基本の編み方】くさり編みを後からほどく
何段か編み進めて、サイズ等に問題がなければ、余ったくさり編みをほどきます。
ほどくタイミングは、セーターを編む過程のいつでも構いません。
しかし、ほどき過ぎると編地が台無しになります。
慣れない場合はサイズや目数に問題が無いとわかった時点でほどいた方が編み直しリスクが少なくて安心です。
手順通りやれば失敗はしないので、あまり心配しなくても大丈夫です。
- ほどき方の手順
- ほどく箇所の終わりに段数マーカーをつける(ほどき過ぎを防ぐため)。
- 編みはじめの糸はしの結び目を引き抜いてほどく。
- 2回目3回目と一目ずつほどく。
- 4回目の編み目では編み目の輪から引き抜いてほどく。
- 糸はしを引っ張ってほどきたいところ(印をつけたところ)までほどく。
- 輪に糸をとおして引き抜く(これ以上ほどけないようにする)。
- 段数マーカーをとりはずし、結び目を整える。
キンチョーします!!
せっかく編んだのが台無しになるのは怖いもんね
作り目の方法② 作り目と1段目を同時に編む
1段目の長編みを編む時に、足元に1目ずつくさり編みを付け足して編む方法です。
長編みを数えるほうが、くさり編みを数えるよりは断然ラクです。
【サク編みセーター】の1段目に模様編みがなく、長編みだけの場合に使えます。
伸縮がほかの編地と同じなので、脱ぎ着がラクになる利点もあります。
首元がしまったセーターはこちらに方法が着心地が良くなりますよ!
- 作り目と長編みを同時に編む手順
- くさり編みを5目編みます。
1番針側の目は、立ち上がりのくさり目の「頭」で、2番目と3番目は高さを出す「足」の部分です。 - 5目のくさり編みのうち最初に編んだ目(針から一番遠い目)に、長編みを編みます。
- 次からはくさり編みと長編みを同時に編みます。
かぎ針に糸を一回かけます。 - 針に糸をかけたまま、前に編んだ長編みの土台のくさり編みに針を通します。その状態で針に糸をかけます。針には糸が4つかかっています。
- かけた糸を長編みの土台から引き抜きます。針には糸が3つかかっています。
- 引き抜いた糸に針を通します。その状態で針に糸をかけます。針には糸が4つかかっています。
- かけた針を3で出来た輪から引き抜きます。くさり編みが完成しました!針には糸が3つかかっています。
- 1番かぎ側の糸を少し伸ばし、糸をかけて2本の糸を引き抜きます。もう一度糸をかけて2本の糸を引き抜きます。長編みが編めました!
慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、便利なので是非挑戦してみてください。
【基本の編み方】1段目と2段目を交互に編む
【サク編みセーター】では、1段目が長編みだけの場合、2段目が細編みの模様編みがあります。
この場合、1段目と2段目を交互に編むことで、小さな数の繰り返しになるので目を数えるのが簡単になります。
また、糸の色の相性を早くに確認できるので安心です。
- 2段目が細編みと長編みの引上げ編みの場合の手順
- 1段目をある程度の長さ(50目くらい)まで編みます。
- 1段目の最初の目に立ち上がりのくさり編み1目編みます。この時に1段目と同じ方向から表を見て編みます。
- 立ち上がりのくさり編みと同じ位置に細編みを編みます。
- 次の目は長編みの引上げ編みです。1段目作り目のくさり編みに編みつけて引き上げます。
- 細編みを必要数編みます。標準サイズでは細編みは6目です。
- 4と同じように長編みを引き上げて編みます。
- 4と5を繰り返して1段目に追いつきます。
- 1段目と2段目を交互に編みながら、15模様になるまで編みます。
まとめ
【サク編みセーター】編みはじめからラクラクです!!
編み目数えるのって面倒くさいもんね。
編み図見ながら数えなくてよいので、手元に集中できましたー。
でも大事な注意点は守ってね。
大事な注意点
- サイズは大丈夫か?
- 15模様あるか?
輪にした場合
- 頭は入るか?
- 編地がねじれていないか?
- 編地は表になっているか?
模様ごとの編み目の数は1目程度なら違ってても次の段に調整しちゃえば大丈夫!!
おすすめの毛糸はこちら
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【なんちゃってフェアアイル】の編み方はこちら
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