ゲージ
2024.01.21更新
![ゲージ](https://sakuami.com/wp-content/uploads/2023/10/gauge.jpg)
編み物で使う「ゲージ」とは編地の「目」と「段」の密度のことです。
通常10㎝×10㎝の正方形に「何目」「何段」あるかを指します。
使用する糸、自分の手加減、使用する編み針の号数などで違ってくるので、セーターなどを編むときは「ゲージ」から編む目数や段数を割り出します。
「ゲージをとる」という言葉も良く使われますが、「作品を確実に仕上げる」ためにとても重要な作業です。
ゲージは編地が安定している場所の10㎝×10㎝の正方形に、「縦が何段」「横が何目」あるかを数える必要があります。
編地が安定していないといけないので、最低でも20㎝×20㎝は編まないと正しい「ゲージ」はとれません。
また、仕上げに近い状態であることが望ましいので、アイロンをかけた状態で数えることをお勧めします。
模様編みの場合には、10㎝×10㎝に「何模様」あるか?、
も必要になってくるので、20㎝×20㎝では足りないことが多いです。
大きい模様でも2~3模様は編まないと正しい「ゲージ」はとれません。
そして、正しいゲージが取れたとしても、「手編み」の場合
日によって手加減が変わってくるので「ゲージが狂ってくる」ことも良くあります。
セーターなどは、ある程度編んだ実際の編み地で「ゲージをとりなおす(確認する)」ことも必要になってきます。
同じ毛糸を使用しても、大きい編み針を使用するなどして緩く編むと10㎝×10㎝の正方形にある編み目の数が少なくなります。これを「ローゲージ」と呼びます。反対に、きつく編むと編み目の数が多くなり「ハイゲージ」となります。
![パルカちゃん](https://sakuami.com/wp-content/uploads/2023/10/200px、JPG、背景あり、体あり-1.jpg)
ゲージって重要ですか?
![あみサクさん](https://sakuami.com/wp-content/uploads/2023/10/200px、JPG、背景あり、体あり.jpg)
ウェアを編む時には重要だね。
![パルカちゃん](https://sakuami.com/wp-content/uploads/2023/10/200px、JPG、背景あり、体あり-2.jpg)
面倒くさいです。
![あみサクさん](https://sakuami.com/wp-content/uploads/2023/10/200px、JPG、背景あり、体あり.jpg)
私もです。
![パルカちゃん](https://sakuami.com/wp-content/uploads/2023/10/200px、JPG、背景あり、体あり-1.jpg)
だから、【サク編みセーター】を考えたんでしたね。
![あみサクさん](https://sakuami.com/wp-content/uploads/2023/10/200px、JPG、背景あり、体あり.jpg)
王道は、やっぱりゲージして編むセーターだと思うよ。
![パルカちゃん](https://sakuami.com/wp-content/uploads/2023/10/200px、JPG、背景あり、体あり-1.jpg)
【サク編みセーター】も素敵ですよ。
![あみサクさん](https://sakuami.com/wp-content/uploads/2023/10/200px、JPG、背景あり、体あり.jpg)
自分好みに編みやすいのは好きだけど、トラディショナルな棒針のアランセーターとかも編みたいの。
そんな時には「ゲージ」&「製図」は必須だね。
![](https://sakuami.com/wp-content/uploads/2023/10/traditional.jpg)