前後差
2024.08.15更新
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前後差は、洋服の型紙製図においては重要な要素の一つです。
人の身体は、前面(胸側)と背面(背中側)で形状が大きく違います。
そのため、前後差を考慮しない洋服は、身体に適合せず、着心地が悪かったり、不快感を引き起こす可能性があります。
首元と襟足、肩甲骨と胸、お腹と腰、すべて形が違いますね。
例えば、首回りを前後差がない同じ形にしてしまうと、首元は苦しく背中は寒気が入るセーターになってしまいます。
動きの自由度
前後差を考慮しないセーターは、身体の動きを制限する可能性があります。
特に、腕や肩の可動域に対する適切な余裕を持つことが大切です。
快適な着心地
前後差を考慮することで、セーターが身体に適合し、着心地が向上します。
前後差を考慮すると、肩の形状、脇の深さ、背中のカーブなどが調整され、快適なセーターを作ることができます。
デザイン要素
前後差を適切に扱うことは、デザインの一部としても重要です。
背面に切り替えを入れたり、目の数を計画的に増減することで、自分の身体を美しく魅せるシルエットを作成することが可能です。
パルカちゃん
なんか、難しいです💦
あみサクさん
編み物の場合は、編地が伸びるから布より少し楽ね。
パルカちゃん
服って、色々考えられて作ってあるんですねぇ✨
あみサクさん
【サク編みセーター】で、背中側の方が段数を多く編むのは、このためなのよ。
パルカちゃん
ヘビロテになる服って、着心地重要です。
あみサクさん
前後差の少ない子ども服でも、前後差つけた方が素敵になるよ。