セーターの基本的なこと
2024.08.15更新
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このページでは伝統のセーター種類や、セーターのデザインの種類などをざっくりと書いています。
詳細はそれぞれの個別のページに書いていますので、良かったらご覧ください。
ロピーセーター
ロピーセーターは北欧の国、アイルランドの伝統的なセーターのことです。
首回りにあるジグザグの模様と、太くて軽い毛糸で編まれているのが特徴です。
求心編みで編まれているものが有名です。
フェアアイル
フェアアイルは、スコットランドのシェトランド諸島に位置する小さな島「フェアアイル」に由来する編み物です。
複数の色を使用して、小さな模様を編み込む繊細な模様が繰り返さて、グラデーションが美しく人気があります。
アランセーター
アラン模様は糸を交差させ、ケーブル模様をたくさん配置したセーターです。
北欧発祥の伝統的なセーターとして世界中で人気があります。
海で働く漁師のセーターとして、安全と豊漁の願いを込められて、アイルランドのアラン諸島で編まれていました。
丸ヨークのセーター
ヨークとは衣類を作るときのパーツの名前の一つです。
丸ヨークは、肩から首の周りまで円形になっており、肩部分に継ぎ目がなくスムーズで自然なラインができます。
ロピーセーターやフェアアイルのセーターが代表的で、「求心編み」で編まれるパターンが一般的です。
ラグランセーター
ラグランセーターは、セーターの形の一種です。
ラグラン袖はセーターに限らず、Tシャツなどでも用いられカジュアルでスポーティ印象を受けるデザインです。
手前のベージュのセーターがラグラン袖のセーターです。
奥の白いセーターと袖の形が違いますね。
セーターとプルオーバーの違い
「セーター」は、毛糸で編まれた上半身全体を覆うトップスで、フロントにボタンやファスナーを持たない、頭から着るタイプを示すことが一般的です。
「プルオーバー」は、通常は頭から着るタイプのトップスで、フロントにファスナーやボタンを持たず、首から通り抜けて着るデザインの服です。
プルオーバーは通常長袖で、薄手から厚手までさまざまな素材で作られています。
セーターとカーディガン
「セーター」が頭からすっぽりと被って着る衣類であることに対し、「カーディガン」は前開きのトップスです。
毛糸で編まれた防寒着も有名ですが、脱着が容易な為、日よけ、冷房対策など用途が豊富です。
そのため、素材も豊富で四季を通して一年中着られる衣類です。
19世紀のイギリスで考案されたといわれており、中世以降のヨーロッパの歴史と大きく関係があります。
ジップアップセーター
「ジップアップセーター」は、前開きのセーターにファスナー(ジッパー)がついたアウターウェアです。
毛糸の素材も豊富で、気温や好みに合わせてジッパーの開けてカジュアルに着こなすことができます。
そのため、手編みで作るときはファスナーの選び方や縫い付け方にも気を使う必要があります。